2つの法人 特定非営利活動法人(NPO法人)と学校法人
東京シューレは長らくNPO法人として活動をし、このNPO法人が母体になって2006年学校法人が設立されました。この2つの法人は、連携・協力をしながら、共に子どもの成長支援を行っています。
特定非営利活動法人東京シューレ
- 活動開始:1985年
- NPO認証:1999年(移行2000年)
- 活動目的:不登校の子ども及び不登校を経験した子どもと、学校外の学び・交流を求める若者の成長と生活の権利を保障・拡大し、子ども主体の教育のあり方を創造・発展させること
- 主な活動内容:フリースクール、ホームエデュケーションネットワーク、自主「大学」などの運営、当事者・経験者・保護者・家族への支援相談活動など
- NPO会員(NPO法上の「社員」)数:東京シューレに子どもが通う保護者を中心に約300名
- 行政との協働:文部科学省・千葉県・東京都北区など
- 2014年9月に安倍首相が来訪。教育委員会・行政・議員等の多数の来訪を受ける。
- 助成・協力:国立青少年教育振興機構、福祉医療機構、朝日ライフアセットマネジメント株式会社、NTT東京電話帳株式会社、他多数
- 受賞:吉川英治文化賞、朝日のびのび教育賞(ともに2003年)
■参考 団体(NPO法人)概要
学校法人東京シューレ学園
- 設立認可:2006年11月(開校2007年4月)
- 活動目的:教育基本法及び学校教育法に基づき、不登校生徒等に中等普通教育を行うこと(寄付行為および学則より)
- 主な活動内容:東京シューレ葛飾中学校
- 葛飾区「地域連携・のびのび型学校による未来人材育成特区」による設置(当該特区要件は現在は全国展開)
- 文科省「不登校児童生徒等を対象とした特別の教育課程の編成」指定
■参考 東京シューレについて(学校法人東京シューレ学園)
代表 奥地圭子について
教員であった25年ほど前、わが子の登校拒否体験と、当時国立国府台病院児童精神科医だった渡辺位さんとの出会いから、1984年親の会「登校拒否を考える会」の活動を始める。その活動の中から学校外の子どもの居場所・フリースクール「東京シューレ」を開設。親の学び合いやフリースクールどうしのつながり合い、不登校新聞社をNPOで立ち上げるなど不登校支援について全国的な活動も展開している。教育の選択肢を拡げ、フリースクールを公教育の中で位置づけるべく東京シューレ葛飾中学校を開設。
■参考 理事長奥地圭子のプロフィール(NPO法人ホームページ)