僕は僕でよかったんだ
この作品は、東京シューレ25年の歴史から、不登校の子どもやフリースクールは、社会とどう切り結び、どう変えてきたのか、各時代の状況と共にみせようと、過去の映画や新聞、OB・OGのインタビューで構成したものです。
不登校は甘えだ、フリースクールは甘やかしだ等の誤解や偏見が、この映画をみていただくことで少しは変わるのではないか、と感じています。
単に資料的に歴史を並べてみせたのではなく、OB・OG達生の人間が登場し、当時のシューレや現在の自分について語ってくれているからです。
そして、それは、今の不安や悩みを抱えている学校に行っていない子どもや親をもおおいに励ます事でしょう。
フリースクールは、日本社会で大切な役割を果たしてきたにもかかわらず、今なお公的支援の外に置かれています。
この映画がその状況を改善し、子ども達の多様な成長が認められる社会づくりに少しでも貢献できたら嬉しい限りです。
(奥地圭子)
data
- 日本
- 2011年
- カラー
- HD
- 42分
- 日本語
credits
出演:有永宮子 倉原香苗 前澤佳介 鈴木祐司 石井志昂 須永祐慈
渡邉広史 三田剛 景山愛子 朝倉景樹 奥地圭子 ほか
ナレーション:豊雅俊
音楽:YHA PRODUCTIONS
撮影:石本恵美 山本菜々子 山本朝子
構成:石本恵美 長井岳
編集:石本恵美
協力:登校拒否を考える会
特定非営利活動法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
特定非営利活動法人フリースクール全国ネットワーク
特定非営利活動法人全国不登校新聞社
助成:ボーイング社