子どもたちが成長するには、どこか学校やフリースクールに通わなければならないわけではありません。家を拠点にして、のびのびと個性や可能性をのばすことを私たちは「ホームエデュケーション」と呼んでいます。
不登校をしていると、たいていは、家にいることになります。「家にしかいられない」「家でごろごろしている」とマイナスに見られることが多いです。しかし、家を基盤に、子どもたちが自分の学び、成長を自分のやり方で、自分のペースで創っていけます。その子の意欲や関心を軸に、社会的資源を活用しつつ、新しい学び方、育ち方、生き方をつくること、それがホームエデュケーションの考え方です。
不登校しても、どこか適応指導教室とか、フリースクールとか、施設とかに通わなければいけない、という考えでは、子どもたちにプレッシャーを与え、存在を否定し、むしろ追いつめてしまいます。
「そうか、家があるじゃないか!」 それがホームエデュケーションです。
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